やっぱり、やられてしまった。完全に、韓国のほうが気迫も上回っていたし、運をも呼び込んだ形となりました。星野監督は、先発・和田の交代のタイミングを誤ったとして、敗因を自分のせいだとコメントされてましたが、和田は責められない。同点ホームランを打たれた時点でゲームは振り出しに戻っただけだったし。問題は、その後、打線が点を取れなかったこと。新井ひとりでは勝てない。そして、悪夢の9回へ・・・。「ミスしたほうが負け」という言葉はここでもいきていました。その裏の攻撃で十分に同点、逆転サヨナラのチャンスがあっただけに、痛~いチョンボとなりました。サッカーと同じで、決定的な時機をはずすと勝てないという状況に自ら追い込む形となっては、この負けは当然の結果かもしれません。
一方、韓国のほうはピッチャーがよかった。9回はミスがでましたが、全体的に簡単には打てそうにない雰囲気がありましたし、とくに、昨夜の先発投手は、「このままだとノーヒット・ノーランか」と思わせるほどの内容でした。このまま勢いに乗って、決勝進出~優勝の可能性は十分にあると感じさせる試合でしたねぇ。
さて、日本は、この後、カナダ、アメリカなどの強豪チームとあたりますが、昨夜のゲームを見るにつけ、かなり不安になってきました。「2敗まではできる」と監督は言っておられましたが、逆に言えば、「もう負けられない状況」となってしまったわけで、このまま打線が爆発しなければ(点ではなく線として)、あっけなくオリンピックの挑戦は終わるかもしれません。この先、巻き返せるかどうか、チームとしてまとまっていけるかどうか・・・とにかく、見ている人たちを安心させて欲しい!
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