1956-1969

きっかけは“エレキ”

1956年2月3日生まれ。 京都府出身。

小学6年生の時、ザ・ベンチャーズの“エレキサウンド”に衝撃を受けギター音楽に目覚める。

その後、中学生時代に寺内タケシ&ブルージーンズの音楽に出会い、完全にギターのとりこになる。

1970-1973

ハードロックからアコースティックへ

高校生時代、ハードロックの世界にのめり込み、ディープ・パープル、グランド・ファンク・レイルロード、レッド・ツェッぺリンなどのグループに傾倒する。一方で、“ニューミュージック”と呼ばれた国内のアコースティック・グループの音楽にも心を奪われる。特に、ガロの音楽に影響を受ける。

また、ジャズ・ギター界の巨匠、ジョー・パスのソロギター・アルバム"Virtuoso"に出会ったのもこの頃。コードを駆使したアレンジ(“コード・メロディー”)に感銘を受ける。

1974-1983

『シグナル』でデビュー、好スタート

高校卒業後、京都の大丸百貨店に就職。 電気製品売り場で、主に乾電池や電気カミソリの販売を担当。 しかし、音楽に対する情熱を断つことができず、約10ヶ月後に退社。

1974年、当時、京都を中心に活動していたフォークグループ シグナルに参加。翌年、レコード製作関係者にスカウトされ、ポリドールレコードより『20歳のめぐり逢い』でデビュー。
80万枚を超す大ヒットとなり、以降、1983年のグループ解散までの8年間にシングル14枚、アルバム7枚をポリドール/ポリスターからリリース。

1984-1995

新グループ結成、そしてフリーの時代

1984年、堀内孝雄&ケインズに参加し、リード・ギター、バックアップ・ヴォーカルとして2年間に渡り活動。シングル2枚、アルバム1枚をポリスターから発表。

1986年、フリーミュージシャンとなり、武田鉄矢などのサポートをするかたわらスタジオの仕事をこなす。

1989年、谷村新司バンドに参加。約3年に渡りサポートの仕事に集中する。この間、アジア各地(バンコク、香港、ジャカルタ、クアラルンプール)でのコンサートを体験。また、谷村のアルバム"Price Of Love"(1990)のレコーディングにディレクターとして参加し、ヨーロッパのウイーンで約1ヶ月を過ごす。

1993年、再びフリーとなり、スタジオ・ワークやサポート・メンバーとして活動する。

1996-2000

オーストラリアへ移住、ソロ・ギタリストとして再出発

1996年、オーストラリアへ移住。 これを機に、生ギターの魅力に再び目覚め、ソロ・ギタリストとして再出発する。

1999年、初のソロギター・アルバム "TREADIN' EASY" を発表。 翌年、2作目 "COOL EXPOSURE" をリリースし、Tuck & Patti のタック・アンドレス氏に絶賛される。

2001

もう1つの顔、そして、ベストアルバムが全米発売

2001年、3枚目のソロCD "SHADOW DANCER" を発表。

2001年7月、『使える英語へまっしぐら!』(研究社)という英語の学習法をまとめた著書を出版し、マルチタレントぶりを発揮。

2001年8月、ロスアンゼルスのアコースティックギター・ミュージック専門レーベルのSolid Air Recordsから、"MASA SUMIDE / THE COLLECTION" というベストアルバムが全米発売され好評を博す。

2002-2003

ふたたび日本へ

2002年春、帰国。 ふたたび日本を拠点に活動を開始する。

2002年6月、4枚目のソロアルバム "AIN'T LIFE GRAND?" が全米でリリースされる。

2002年10月、2作目の語学本『英語力を上げる 辞書120%活用術』(研究社)を出版。

2003年5月、「『シグナル』を覚えていますか?」と題し、数十年振りに『シグナル』の歌をソロで歌い始める。以降、“ひとりシグナル”というタイトルでのライブを開催。

2003年6月、日本のソロ・ギタリスト6名によって製作されたアルバム "DAYBREAK"に参加 (中川イサト・プロデュース)。

2003年9月、5枚目のソロギター・アルバム "PLAY ME LIKE A GUITAR" を発表。

2003年9月、3冊目の語学本『<英語力アップ>ペーパーバックに初挑戦!』(研究社)を出版。

2004-2005

マイペースに活動

2004年3月、"DANCING FINGERS TOUR"と銘打った、ローレンス・ジュバーとのツアーを大盛況のうちに終える。 6都市、7公演。

2004年4月30日〜5月9日、初の台湾ツアーを行い好評を博す。同時に、台湾版"PLAY ME LIKE A GUITAR"(吉他風)が発売され、9月にその楽譜集も出版される。

2004年9月、6枚目のCD"GROOVE FILES"リリース。

2005年2月、『シグナル』デビュー30周年を記念した“ひとりシグナル”のマンスリー・ライブ開始(大阪)。 12月まで10公演。ゲストに、中村行延、矢沢透、ばんばひろふみを迎える。

2005年4月22日〜5月1日、2回目の台湾ツアー("弦起音揚"木吉他演奏会)が大成功のうちに終了。

2005年5月、7枚目のCD "HOUSE OF HITS"(カバー曲集)、初のDVD "SOLO GUITAR MAGIC"、タブ譜 &qGROOVE FILES" など続々リリース。

2005年10月、上海で行われた楽器フェアー "MUSIC CHINA"に参加。市内で初のソロ・ライブも開催。

2005年11月、『ポール・マッカートニー & ウイングス』の元ギタリスト、Laurence Juberと"DANCING FINGERS 2"ライブで再共演(東京・大阪)。

2005年12月2日〜11日、3回目の台湾ツアー。共演者は、アンディー・マッキー、ジャック・ストッツェム、黄家偉。

2006

これからが青春!?

2006年2月3日、"FUNK 50"と題したライブ(大阪)で、50回目の誕生日を迎える。

2006年3月17日〜25日、カナダのギタリスト、ドン・アルダーと“グルーヴ・ブラザーズ・ツアー”を行う。 8都市、8公演。

2006年5月、8作目のCD "YOU ARE GOLD" をリリース。

2006年5月、「マーチンクラブ・コンサート」(大津公演)に初参加。ホストは斉藤 誠。

2006年8月、初めての韓国公演。ソウルで3本のライブを行う。うち1公演がテレビ放映("EBS Space")される。

2006年9月、『ひとりシグナル〜31年目のめぐり逢い〜』と題した“歌ライブ”を開催(東京/大阪)。ゲストは、滝ともはる、稲垣達雄。

2006年10月〜11月、下山亮平、徳の市、岸部眞明とそれぞれジョイント・ライブ・ツアーを行う。計14公演。

2007

初のアメリカ/カナダ・ツアーが実現

2007年2月3日、"FUNK 51"と題したライブ(大阪)で、51回目の誕生日を迎える。

2007年3月、初のアメリカ/カナダ・ツアー。デトロイト、トロント、トピカ、セントルイス、ウィチタで公演。

2007年3月末、9作目のCD "HAPPY TOGETHER" をリリース。

2007年9月、アメリカのギタリスト、アンディー・マッキーと“ギターパラダイス・ツアー”を行う。6都市、6公演。

2007年11月、10枚目のCDのレコーディング開始。

2008

ソロで10年、CDも10枚目、…節目の年

2008年2月3日、10作目のCD "BORN TO GROOVE"の発売記念ライブ(大阪)で52回目の誕生日を迎え、節目の年の幕を開ける。

2008年3月、"The Groove Brothers Tour in Canada"と題し、ドン・アルダー(Don Alder)とブリティッシュ・コロンビア州をツアー。

2008年4月、"The Guitar Parts Tour"と題し、ダグ・スミス(Doug Smith)と国内6ヶ所・6公演を行う。

2008年9月、国内若手ギター製作家5名、小松原俊、ドルフィン・ギターズのコラボによるCD"When You Wish Upon A Guitar"に参加。また同月、ニュータブ譜の"Masa Sumide Guitar Book"が発売になる。

2008年10月、4週間のドイツ・ツアーへ出発。同時に、CD"Born to Groove"がドイツ、ヨーロッパでリリース(Acoustic Music Records)される。

2009

「自分色」、「マニアック」がキーワード

2009年2月3日、"Funk 53"と題したライヴ(京都)で、53回目の誕生日を迎える。

2009年2月4日〜、11作目のCD"CAT and MOUSE"のレコーディング開始。発売は3月14日。

2009年3月、“アコギで花を咲かせまショー”と題し、カナダのボブ・エバンスと国内7ヶ所・7公演を行う。

2009年4月、中国ツアー。北京、ハルピン、上海、鄭州、太源で公演

2009年7月、ドイツの名ギタリスト、ピーター・フィンガーと『日・独アコギ同盟ツアー』と題し、韓国(ソウル)1公演、国内9ヶ所・9公演を行う。

2009年10月、バンコク(タイ)で開催された"Acoustic Guitar Celebration 2009"に出演。

2009年11月、インドでの"World Guitar Nights "ツアーに、ドン・ロス、シャンドア・ザボ、コナラック・レディーと共に参加し好評を得る。バンガロールでは、ギタークリニックも行う。

2010

さらなる進化をめざして

2010年2月3日、恒例のバースデー・ライヴ(大阪)で幕を開ける。引き続き、ニューCD(カバー集)の録音を開始。

2010年3月、カバー曲CD "Good Company"発売。翌4月に発売記念ライヴを7ヶ所で行う。

2010年7月、北京でのギターフェスティバルを皮切りに中国ツアーがスタート。瀋陽、成都、ショウ州、上海を回る。
北京では、ギターコンテストの審査員としても参加。

2010年9月25日、大阪で『35周年記念ライヴ』を開催。満員御礼! ゲストは、矢沢透、滝ともはる、畑中ふう、チョン・スンハ。

2010年11月、ニューCDのレコーディング開始。

2011

55歳(ゴー・ゴー!)の一年

2011年2月3日、ニューCD "Believe in Me"の発売記念をかねた、恒例のバースデーライヴ(大阪)で幕を開ける。
以降、7ヶ所で記念ライヴを行う。

2011年4月19日、東京のBlues Alleyで、『好き!で始まった音楽へのラブストーリー』と題するライヴで再び唄い始める。
共演者:滝ともはる。ゲスト:矢沢透(アリス)。

2011年4月29日、東日本大震災復興チャリティー・イベント(大阪)に参加。40万円以上の義援金が集まる。

2011年5月、台湾・香港・中国ツアー。台北、花蓮、香港、西安、ショウシュウで6公演を行う。

2011年7月、生まれ故郷、舞鶴市の観光協会から作曲を依頼された「舞鶴カニ」のPRソングのレコーディング。
NHK京都テレビの生放送番組「京いちにち」に出演。

2011年9月、3年振りに来日したダグ・スミスと『日米ソロギター同盟ツアー』を行う。大阪、広島、山口、名古屋、東京、さいたま、白山、神戸での8公演。
NHK・BSプレミアムの歌番組『J-POP青春の'80』に出演し、30数年振りにテレビで「20歳のめぐり逢い」をソロで歌う。

2011年10月、滝ともはる、矢沢透の3人で結成した新グループ「HUKUROH」(ふくろう)のお披露目ライヴを大阪(Akaso)、東京(Blues Alley)で行う。

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現在、グルーブ感あふれる独自のスタイルを追求しながら、ソロギター音楽の普及に力を注いでいる…

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