【ふたたび荒野へ―レコーディング回想(2)】

今回はライン録り、エフェクター活用ということで、録音前からギターのピックアップとエフェクターから出る電気ノイズのことが気になっていました。まぁ、生マイクでもノイズは発生しますが、明らかに電気を通すのと種類が違います。

で、ギターに関しては、弦アースがとってあるのに加え(弦を触っている間はノイズが消える)、ピックアップ(ピエゾ)の緩みがないようにレンチを使って締めることで対応・・・あと「エフェクターはどうしようもないかなぁ」と心配していたのですが、いつもお世話になっているMusic Well Studioで機材をつないで音出ししてみると杞憂に終わりました。というのは、スタジオの元になる電源は、なんと「200V」が引いてあるのです! もちろん、そこから100Vに落としてあるのですが、このお蔭でノイズに関するストレスから解放されました。それでも、エフェクターからのノイズは完全に消えるわけではありませんが、気になるレベルではありません。

「気になる」というのは、自宅ではノイズ出まくりで(笑)、特に、曲の途中で長く伸ばす音やら(特にハーモニックス)コードで打ち離す部分があると(特にオープン弦が多い構成のコード)、そこでギターから手を離すわけですから「ブ~」っとイヤなノイズが出るんですよね。ので、「スタジオでもこのままだったらどうしよう」という心配に繋がっていたんです。でも、恐るべし200V!お蔭で、ストレスなく進行することができました!

さて、これからは、また自宅のノイズと共にお遊びしていきますかぁ(笑)。

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