ユーモアは人生をラクにする

海外のギタリストに会うたびに感心することは、彼らのユーモアセンス。もちろん、会う人全員がおもろい人でないのは当然ですが、ほとんどの人がジョークにたけてるんですよね。いわゆる“もちネタ”があったりするんです。ですが、どうしても共通言語が英語ということで、英語が外国語である僕らには100%理解することは不可能なんですよね。それでも、ついていける範囲内のジョークも出てきたりします。

7月に行った中国で一緒になったピーター・フィンガー(ドイツ)、ドン・ロス(カナダ)は共にジョークの名人!そして、二人とも3ヶ国語を操る語学の達人でもあります。楽屋で一緒になればジョーク、食事の席でもジョーク・・・リスニングのトレーニングにはなりますが、聴き取りに集中する必要がある僕としては疲れるんですよね(笑)。

そんな二人が、食事の席で思い出に残るユーモアセンスを発揮してくれました。僕が、「ところで、エビにはshrimpとprawnという単語があるけど、どう違うの?」と聞いたとき、まず、間髪入れずにピーターが、「マサ、それはサイズが違うよ。prawnのほうが大きいんだよ。分りやすく、格とかステータスに例えると、俺がprawnでマサがshrimpかな。」と見事な答え。これには苦笑。次に、それを聞いたドンが、「いや、ピーターがprawnだったら、俺はlobsterだ!」と、これまた見事な返答! ようするに、「俺がいちばんビッグなんだ」と言いたいわけですよね。もちろん、ジョークですが。それにしても、瞬時にこんなユーモアで返せるなんて、もう感心するしかありませんね。脱帽!

僕としては、このユーモアのお陰で、今後、エビに関する英単語で迷うことはなさそうです(笑)。「小・中・大」という大きさの違いもはっきりしたことやし! ということで、ひとつ上のサイズのprawnを目指して頑張りま~す!

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※中国のイベントで一緒になったチョン・スンハくん(韓国の天才ギタリスト、13歳!)が、僕の曲”You Are My Rainbow”をYouTube上で演奏してくれています。ぜひ、ご覧ください。うまいねぇ!

http://www.youtube.com/watch?v=BlU3vngtFZs

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