【11月8日(土)】今日は、旧東ドイツのMagdeburgでライヴ。距離が遠いということで、10:00出発。その前に、しっかりと朝食をとる。昨夜、ピーターから「このホテルの朝食はいいよ」と聞いていたけど、あまり期待せずにレストランへ行ったんですが、なんと、その種類の多いことと、食材の鮮やかな色とでビックリ。思わず、写真を撮ってしまうほど。胃袋もごきげん状態でツアー・バスに乗車。現地のホテルへは15:15頃到着。チェック・イン後、しばし休憩。ちょっと外出してみた。近くにマグデブルグ中央駅があったので、まず、そこへ。古い独特の建物ですが、近辺の雰囲気はなんとなく暗い感じがする。しばし散策して町の雰囲気を味わったんですが、ちょっとおとなしめの印象。
今日の会場は教会。リハでは、全員、エコーの跳ね返りで苦労する。でも、僕的にはけっこういい感じのリバーヴ感だと思いましたねぇ。幕が開くと、満員! 400名以上は入っていたのかな。しっかりと拍手をもらえたし、楽しかった~。アンコールのイヴギニーのロシアの歌では、会場からロシア語で「よっ、まってました~」的な掛け声がかかる。もちろん、楽屋で彼から聞いた話ですが。ここでもロシア語を話す人がいたことで、彼はご機嫌でした。
ちなみに、今日の日記の最後には、一回目の「日本が恋しい!」と書いてあります(笑)。
【11月9日(日)】今日は移動日で半日オフ。ホテルを10:30頃出発しオスナへ向かう。13:00過ぎに到着。ドイツ入りからずっと宿泊していたホテルが懐かしい感じ。部屋も同じのをキープしてもらっていたので、なおさらかな。そろそろ一人になりたい時期だったので、そのまま、一人でランチへ。でも、どこにしようと探すのが面倒だったので、マックで済ます。その後、スターバックスでチャイラテというコース。時間がゆっくりと過ぎていく。今日、ライヴがひと休みなのが、丁度、いいタイミングかな。明日から、またレンチャンやし。
夜は、ピーター宅に招待され、奥さまの手料理に舌鼓をうつ。彼女はフランス人ということで、フランス料理だったのですが、コテコテのものではなく、すごく美味しかった~! ここでもイヴギニーは“いい味”を出していた。なんと、肉がバラバラにならないように結んであったタコ糸みたいなものまで食べてしまった!? 冗談ぬきに! ほんとうに憎めない、そして、冗談のわかるナイス・ガイだ。その上、彼はウオッカの一気飲みで、テンションも上りっぱなしだったようです。僕のほうは、途中、めまいに襲われ、そのままホテルへ戻った・・・寝不足とストレスのせいかなぁ。アルコールも控えているのに・・・
【11月10日(月)】今日はOldenburgでのコンサート。今回では一番北に位置するところ。オスナからは100km強ということで、15:00出発。16:30頃到着。まだ会場は閉まっていた。ので、近くのカフェで休憩。僕はコーヒーを飲まないので、紅茶(ミルクティー!)とケーキ。今日もPAは持込。そうそう、これまでも持ち込みでセットアップ/片付けの場所があったんですが、これが、けっこう面倒。爪とか指をケガしないようにやるのはもちろんのこと、けっこう重いので大変。もちろん、全員でやるのですが、やっぱりキツイ・・・
今日の会場はすごく客席が近い。そして、客席の角度が急なので、親近感があっていい! プラス、満員! ライヴの受けも良かった。でも、僕の体調はすぐれない・・・それに、二部のほうはセッションなどがあるので、チューニングの時間がとれないということで、通常のA=440で調弦する必要があるんですよね。常に半音落ちでチューニングしている僕にとっては、握力の弱さもあり、けっこう厳しかったぁ。
PAの片付けが済んで、ホテルに戻ったときは、すでに25:30。今日も長~い一日でした。
つづく
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まだきっとお疲れの抜けきれないところでの連日のツアーレポ公開、楽しく読ませていただいてます。
異国の町並み、建物、カラフルなお料理……どんなでしょう。想像はしてみるものの……写真見てみたいなぁ(って何が言いたい!?)
日程約2週間を残して体調がすぐれなかったとは厳しいですね。
で、その後 どうなったんだろ。
なんだか朝の連続ドラマの続きを待ってるみたいになったきました(笑)
こんばんは~。
教会でのライブ、みてみたかったなあ。日本でも、お寺や神社でライブするアーティストが増えてますが、京都出身の住出さんが京都のお寺や神社で演奏するなんてのも見てみたいですねえ。清水寺の舞台を文字通りステージにして…、下鴨神社の舞殿でかがり火に照らされながら演奏…、なんて楽しい妄想をしてしまいます(笑)。