”前期高齢者・ギタリスト”になってから、ちょくちょく頭をよぎることがあります。もちろん「いつまで現役でいられるのか?」という自問はありますが、「ひょっとすると、〇〇するのは最後になるかもしれない」というように「最後」というフレーズが思考にくっついてくる回数が増えてきたこと(笑)。諸先輩から見れば、”まだ若い”のでしょうが、もう、いつポックリいっても不思議ではない年齢に差し掛かっていることは確かなことです。
お蔭様で、今年、ソロギター活動25周年まで来れましたが(ソロギターに転向したのは40歳過ぎてから)、この先、身体のことも含め(今は元気ですが)どうなるか分かりません・・・。そこで、ことCD制作に関して、そろそろ次の作品で最後になるのかなという想いがよぎっております。近年、音楽の視聴方法が激変してきたこと、すでにCD自体が古いメディアになりつつあること、そして一番の痛手は、ソロギターCDは作っても売れない(汗)ということ。それに、自分の年齢を加味すると、「そろそろか・・・」というのが本音です。自分の中では、本年が25周年という切りがよいこともありますし、ひとまず、CD制作に幕を下ろすのには良いタイミングかもしれないと考えております。
幸い、これまで書きためてきた新曲の数は十分にありますし、2023年中に完成させると考えれば、時間的な余裕もあります。思えば、これまで「1曲1曲入魂+その時点でのベスト」を目指して自主制作を続けてきました。次のCDがラストとなると、更にその強度は一段も二段も上がることでしょう。プラス、「まだ元気なうちに録音しておきたい」という気持ちもあります。一方、ライヴのほうは、体力が続く限り、そして見に来て下さる方たちがいる限り(たとえ人数が少なくとも)、引き続き「ギターで一生青春!」を実践していく所存です。マイペースな日程になるでしょうが。
・・・ということで、僕の「心の声」を聞いていただきました。
♪サンキュ~~~。
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