6月1日(水)。今日は、しょうしゅう市から厦門へ車移動。もう一日そこに宿泊して、ゆっくり見て回ることにしました。ハイライトは「コロンス島」。本土からは、言ってみれば、香港の九龍島から香港島くらいの距離かなぁ。そこへ、フェリーに乗って渡りました。行きは、長めのクルーズのほうに乗船して島の周りをぐるりと外側から見学。島に上陸してからは、思いのままブラリブラリと散策。古い洋風の建物が立ち並び、なんとも言えない味のあるところでした。途中、似顔絵を描いてくれるお店があったので、チア・ウエイ夫婦に勧められ、トライしてみました。普通、観光地の似顔絵というと、サンプルに出してあるような絵の感じに仕上がらない場合が多いんですが、僕の絵を描いてくれた人はバッチリでした! 自分で見ても、写真を見ているくらいそっくり~! これは、オモロイ! 描いてもらっている途中、中国人観光客の人たちが集まってきて、その絵を見ながら僕と比べたりしていたのですが、一様にうなずく感じで、「ええでぇ、ええでぇ」と言っているように思えました(笑)。今は、額に入れて飾ってあります。べつに、自分の絵を毎日見て喜んでいるわけではなく、ひとつの思い出として、大切に額に入れてあるんです。ほんま、ええもんをいただきました!
6月2日(木)。長かったツアー&プチ観光を終え、今日、帰国の途につく。でも、直行便がなく、厦門→台北→関西空港という航路。フライトのほうは、そんなに揺れることはなく、すべて順調でした。助かった~(笑)。帰国してホテルにチェックインしたのは夜の10時頃。そのままバタンキュー・・・。
6月3日(金)。帰宅する前に、京都のプー横丁さんで『アコースティック・ギター・ブック』(シンコームック)の取材をしてきました。聞き手は、いちむらまさきさん。写真やらインタビューなど含めて90分ほどで終了。その後、全員でランチへ。そして、15:00からは、NHK京都放送局の方と打ち合わせをしてきました。すっかりラジオ番組の話だと思っていたのですが、なんと、テレビ番組のお話しでした~。ひょっとすると近いうちにお世話になれるかもしれません。で、ちなみに、先ほどのアコギブックですが、6月末発売ですので、ぜひ、読んでくださいね。
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今回のツアーは中身の濃いものでしたし、“売れっ子”のように忙しかったです! 各地で温かく迎えていただいたし、「40歳くらいに見える」とか「かなり、イケメンですね」とかチヤホヤされ(笑)、ほとんどトランス状態でしたが、ほんとうに貴重な経験をさせていただきました。年々、遠出をするのがおっくうになってきますが、「出会い」はやっぱりこちらから出ていかないことには始まりませんよね。あと、やっぱり英語の勉強を続けていてよかった(!)と思いました。やっと、ここにきて役に立つようになってきた感じがします。と言っても、まだまだ変な英語をしゃべったり、ミスしたり、自分の日本語に比べたら10~20%くらいしか伝えられなかったりしますが・・・。これからも、「音楽と英語」という世界の二大言語に少しでも磨きをかけていきたいと思っています。それが、まずは、新しい扉を開ける切っかけとなるのだから! 恥をかいても、失敗してもいいんです。それも楽しいでしょうし、何よりも生きてる証拠だから!
最後になりましたが、今回のツアーをまとめてくれたチア・ウエイ夫婦、そして、各地でお世話になった関係者の皆さま、さらに、各地で出会うことができたすべての皆さまに心から感謝いたします。ありがとうございました! 謝謝!
僕とギターの二人旅は続きます・・・
【完】
5月30日(月)は、翌日のしょうしゅう市でのライヴのため福建省の厦門(アモイ)へ空路移動。直行便がなく、西安→南昌→厦門という航程でした。今日は移動のみなので気がラク。でも、飛行機嫌いの(というか怖い!)僕としては、乗り換えがあるのは恐怖でしたが(笑)、無事、到着してホッとひと息。この厦門は、台湾がすぐそこに見える位置関係で、なんかハワイみたいな感じでしたねぇ。街にはトロピカルな木々が植えてあったりして。中国なんだけど、どこか西洋風というか、リゾート風というか、海も近いし、コロンス島もすぐそこにあって、とにかく心地よいところです! 身体も疲れてきていたので、タイミング的にもこの風景には癒されました。
で、みんなで夕食に行く途中、ブラブラと散策しながら目的地へ向かったのですが、中山路という歩行者天国になっている商店街の雰囲気にハマリました。ここでも中国独特のネオンやら照明が美しかった! 僕の創造意欲に火がついた感じでしたねぇ。食事後、「眺めのよいところがあるから行こう」ということになったんですが、なんと、向かった先は某有名コーヒーチェーン店。そのビルの4階でお茶をしたのですが、先ほどの発言の通り、そこからのコロンス島の夜景の美しいこと、美しいこと! このチェーン店は各地・各国の空港も含め、数多く行きましたが、ここのロケーションは一番とちゃうかなぁ。ずっと見てても飽きあきませんでした。
5月31(火)。しょうしゅう市でのライヴ当日。このツアーでの公演は、この日が最後。ここは厦門から車で約一時間のところにあり、昨年も演奏した場所でもあるので、すでに“勝手知ったる”気分。会場は、ダイアモンド・ホテル。300名くらい収容できるところですが、ふたを開けてみると満員の大盛況でした! 宿泊もこのホテルだったので、本番直前まで自分の部屋でゆっくりできたのもよかった。翌日が中国の「子供の日」ということで、会場には子供達の姿や家族連れの人たちもおられました。ので、若干ザワザワとしていましたが、反応もよくて、気分よくツアー最終日を締めくくることができました。プロモーターのウイリアムさん、ありがとう!
そして、遅いディナーのあと、疲れた身体を癒すために「足つぼマッサージ」に連れて行ってもらいました! これがまたバツグンでした。まず、薬草の入ったお湯に両足をつけながら、肩~首~腰のマッサージ。この時点でかなりリラックスモード。そして、足の裏へ。ちょっと痛かったけど、疲れが抜けて行くのが分る。さすが「第二の心臓」と言われるだけのことはある。あと、面白かったのは、膝のお皿の上に生姜を練って泥みたいにしたものをサランラップでくるんでおくんですが、それが温かいこともあって、ええ感じでしたねぇ。約90分。もう朝の2時近かったけど、あ~、ラクちん、ラクちん(笑)。
つづく・・・
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