最近、ちょくちょく「♪Tears in Heavenは、もうやらないんですか?」とライヴ会場で聞かれるんですが、べつに嫌になったわけではなく、ましてや、忘れてしまったわけでもありません(笑)。たまたま演奏曲目の中に入っていなかっただけなんですよね。この曲に限らず、そういう扱いになってしまっている曲は数多くあります。まぁ、今後は、できるだけ陽の目を見ていなかった曲をやりたいとは思うのですが・・・オリジナル、カバー、どちらも。
ということで、昨夜、久しぶりにこのエリック・クラプトンの名作を弾いてみました。面白いことに、今の感覚だと、少し捉え方が違うことに気がついたんですよね。“感じ方”の問題なんで、言葉で説明するのは難しんですが、自然と元の自分のアレンジに味付けをしたくなったんですよね。聴感的には劇的に変えてはいないんですが、今の感情の流れに逆らうことなく、少しアレンジし直してみました。せっかくやし、次のライヴでやってみようかな。
自分がアレンジしたものを再びアレンジすることって、けっこう楽しいですねぇ。色々と発見もあります、どちらが良い、悪いではなく。アレンジしかり、ライヴしかり、「その時の感覚、感じ方」を大切にしていきたいと思う瞬間でもあります。なぜなら、それがギタリスト(アーティスト)として、生きている(進化している?)証拠だから!
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