ギターレッスン

この土、日曜は、大阪のドルフィン・ギターズさんで「一対一」のギターレッスンをやってきました。参加された皆さま、ご苦労さまでした! ちょっとでもプラスになっていれば幸いです。時間的には、一人たったの60分でしたが、おそらく、その間の集中力など考えると、かなり疲れたのではないでしょうか? 僕も疲れましたが(笑)、「教えることは学ぶこと」の言葉どおり、僕なりに勉強させていただきました。ありがとうございました! 僕としては、生活の中の「ひとつの楽しみ」としてギターがあれば嬉しく思いますし、ストレスにならない程度に、今後も練習に励んでいただければと思います。

話は変わりますが、この時期、四季があるっていいなぁと、つくづく思います。名もない小さな公園の木々でさえ見事に色づいて、「またこの季節がきたよ~」と知らせてくれているような感じがします。普段はまったく気にすることのないシーンかもしれませんが、僕は、思わず、この名もない色づいた木に自分を重ねてしまいました(笑)。そう、たとえ小さな存在でも、しっかりと色づいて(輝いて)いれば、人は目をとめて思いをはせてくれるんだ・・・と。いや、そう信じていたいなぁ(笑)。

※↓12/6のライヴの開場・開演時間が変更になっていますので、ご注意くださいませ。

次のライヴ

次のライヴのお知らせです。ぜひ、お誘いあわせのうえ、ご来場くださいね。

12月5日(土):宮内家(さいたま市)
チケット:3,000円(要1ドリンク・オーダー)
開場:17:30 開演:18:00
ご予約・お問合せ先:(048)788-6033
メール予約:hj020066-3923@tbh.t-com.ne.jp
ホームページ:www.geocities.jp/miyatin5963/kuro.html

12月6日(日):Cafe Anie (大阪)
チケット:3,000円(1ドリンク付)
開場:18:30 開演:19:30
ご予約・お問合せ先:(06)6773-1366
ホームページ:www5.plala.or.jp/livecafe-anie/

お待ちしてます!

※〔追記〕11/30
12/6、Anieのライヴですが、開場・開演時間がそれぞれ30分遅く変更になっていますので、ご留意ください。「concerts」ページは以前の情報のままですが、上記が正しい時間設定です。念のため。

なんていい曲なんだろう

まだ旅の疲れが残っているのか、ボ~っとする時間が続いているのですが、そんなとき、この曲にめぐり逢って、すごく癒されています。涙ものです・・・タイトルに反して。

♪Smile
http://www.youtube.com/watch?v=EXUYO7NpcEU

なんと、チャーリー・チャップリンの作品。けっこう色んなアーティストにカバーされているので、ご存じの方は多いかと思います。めずらしいところでは、ロッド・スチュアートも歌ってますし、マイケル・ジャクソンのバージョンはお馴染みですよね。こんな心に響く作品を耳にすると、いてもたってもいられなくなる僕。さっそくギターを手にしてアレンジを始めました。すでに、90%は完成しています。

不思議なことに、すばらしい曲にはシンプルなメロディー・構成のものが多いということ。でも、さらっと流れてしまわないところが名曲のゆえんでしょうか。歌詞もすばらしい。「笑顔」の意味をさりげなく教えてくれます。

ん~、限りなくハートに沁みるなぁ。

バンコク~インド・ツアー記(12) ~最終章~

11月16日(月)、インド滞在最終日。僕のフライトが翌朝(夜中)の24:30発ということで、まず、市内のコナラックさんの自宅へ直行し、しばし、休憩。ランチは、バンガロールで有名な日本レストランの『播磨』へ行くことに。じつは、ここへお邪魔するのは2回目なんです。初めて行った時においしくて、「滞在中にもう一回行ければいいなぁ」と密かに願っていたのが通じたのかな(笑)。コナラック、奥さまのキトナ、娘さんのズーイ、そして数人の友人。あと、もちろん、僕とドン。全員、大満足の様子。僕は、あきらかに欲張りすぎて、デザートの抹茶アイスが食べ切れなかった~。

この後、コナラックさんの家でゆっくりと時間をつぶす。そうこうしているうちに、先にドンが出発する時間になり、全員で見送ることに。再会を期待しつつ、抱きしめ合う。身体がでかいせいか、僕の両手は背中の半分にも満たない状態(笑)。ドンも後ろ髪を引かれる様子で、少し寂しそうだった。今回、彼とはかなりプライベートな話まで突っ込んで語り合うことができた。まだ50歳前の彼ですが、壮絶な人生経験をしてきているようです。

次は、僕が出発する番。やっぱり別れはツライ・・・あまりしゃべると涙が出そうになるので、できるだけあっさりと別れることにして、タクシーに乗った。

バンガロール空港での一枚帰国便は、バンガロール~バンコク~マニラ~関西空港という乗り換えありのもの。でも、バンコクとマニラで待ち時間があったにもかかわらず、そんなに長いフライトとは思えなかったですねぇ。精神的に充実してたからかなぁ。機内では、撮影した写真を見ながら、ひとりニヤニヤしていました。ちょっと前の出来事なんだけど、すごく前のように感じたり、旅に出ると時間の感覚がおかしくなって、妙な感じ。でも、楽しい思い出ばかり。疲れたけど、やっぱり行ってよかった(!)とうのが素直な感想です。年々、長時間のフライトがしんどく感じられますが、旅の原点は「人間」、そして「出会い」。そのためには、こちらから出掛けていかなければなりません。

思えば、僕って一人じゃないんですよね。いつも最高の相棒が側にいてくれるんですよね・・・そう、ギターが!

バンコク、インドでお世話になったすべての人たちに感謝しつつ、僕らの“二人旅”は続いていきます・・・

【完】

バンコク~インド・ツアー記(11)

コンサートの二日間は会場のホテルに泊まっていたので、移動はなし。が、今日(11月15日〔日〕)はコナラックさんの別荘でギターワークショップが催されるので、朝の7時にホテルを出発することに。前夜、担当者に「7時ってことは8時ですよね?」とジョーク交じりに聞いてみると、「いや、明日だけは7時は7時です!」と力強い返事が返ってきた(笑)。その通り、その時間に出発。やればできるやん~(笑)。

ワークショップのひとコマ参加者は30名。これは、驚く数字らしいです。ギタークリニックで、とくにインドでこの数を集めるのは至難の業らしいです。ので、コナラックさんはじめ関係者の方々は喜んでおられました。ましてや、市内から片道2時間、参加費も安くないわけですし。ほんまにありがたいこと! 

まず、参加者と朝食をとりながら雑談。そして、レベルに応じて3グループ(初級・中級・上級)に分けられて、ドン、僕、シャンドアの3人を順番にめぐる形がとられました。まずは、45分づつのグループレッスン。上の画像は、クリニックの合間をぬって行われた、バンガロール在住のギタービルダーの方のレクチャーの模様。ギターに使われる材の話やら、材の種類によって音が変わる話などなど、すごく興味深い内容でした。

参加者の中には十代の若者も何人かいて、かなり熱心でした。現代っ子らしく、アンディー・マッキーくんの♪ドリフティングを弾いてみせる子がいたり、ほんまに面白かったなぁ。後で色々と聞いてみたけど、今回は、ドン、シャンドアとかそれぞれの教える内容が違っていて、飽きなかったということでした。休憩、ランチをはさんで、次は、希望者による少人数でのレッスンへと流れていきました。僕の場合、なぜか、「Spider」の弾き方を教えて欲しいという人が多かったですねぇ。
Spider
http://www.youtube.com/watch?v=wEfJiLHct7M

そして、締めは、今日学んだフレーズや奏法をできるだけ組み込んで演奏する、参加者による発表会。中には恥ずかしがって演奏を拒否した人がいたようですが、ミニ・コンサートの流れになって楽しめました。なんと、ほほえましい光景でしょうか! 最後になって、ドン、シャンドアと僕が1曲づつ演奏するはめになり、僕はイーグルスの♪ホテル・カルフォルニア(カバー)をやりました。喜んでもらえて何より~。

さて、長かったツアーの仕事は今日で終わり。シャンドアは、今夜パリ経由で先に帰国の途につく。ドンは明日、次の目的地のドイツへ旅立つ。そして、僕は、明日の夜中、バンガロール空港から日本へむけて旅立ちます。帰国できる喜びはもちろんあるのですが、優しくしてもらったインドの人たちやスタッフ、ツアーメンバーとの別れが近づいていると思うと、やっぱり複雑な気分にもなる。そう思いながら荷物の整理をはじめる。

別れ際、シャンドアから「次はハンガリーでライヴを一緒にやろう!」と熱い誘いの言葉をもらった。

さて、今夜は、どんな夢を見るのかな。

つづく・・・

バンコク~インド・ツアー記(10)

バンガロールの会場のホテル11月13日(金)、いよいよ”World Guitar Nights”コンサートのバンガロール公演。ここでは、明日とあわせて二日間の公演になります。場所は、Jayamahal Palace Hotelの敷地内。ので、野外での演奏ですね。

RadioIndigoにて。DJのメロディーさんとその前に、選挙運動のごとく「最後のお願い」に、地元のFM局・RadioIndigoの朝の人気番組にドン、シャンドアと僕とで生出演してきました。しかも生演奏! めっちゃ朝早くて大変でしたが、いい感じで終了。さっそくスタジオのコンピューターに視聴者から生の声がメールで届いたりして、反応の速さにビックリ~。内容もいいものだったの全員「ホっ」。で、画像は、そのときのDJのメロディーさんとのもの。さすが声がうりもののラジオ・パーソナリティーだけあって、ええ声してはりました(なんで、ここだけ京都弁?)。ちなみに、左からシャンドア、メロディー、ドン(髪が短くなってます)、僕の順です。念のため。

会場のステージと客席次は、会場の画像。右の青いテント部分がPAさんの卓やらが置いてあるところ。ライヴが始まる夜になると、右側の大きな木も緑色にライトアップされて美しい色を添えていました。

夜のステージ夜になると、ステージはこんな感じです。少し暗い雰囲気ですが、じつは、これくらいが丁度いいんですよね。

コナラックさんのサウンドチェック。次の画像は、サウンド・チェック中のコナラックさん。彼は、このナイロン弦ギターと別に、エレキ・ギターも弾かれます。Bossのループステーションを使いこなしたり、インド独特の「ン~~」とうなる音の出るなんとかというエフェクター(画像の右奥、マイクがたててある小さなもの)を使って見事にインド料理風にアレンジされていて、すごく興味深かったです。ギターの腕は名人級! まいった~。
Konarak Reddy (India) on YouTube. Check it out!!!
http://www.youtube.com/watch?v=2DMYe5YHq6U

で、肝心の二日間のコンサートですが、お陰さまで、すごく喜んでいただけました! お客さまにも「初めての種類のライヴ」ということで、どうリアクションしてよいのか分らなかった点があったと思いますが、各個人のコーナーはもとより、デュオ部分(コナラック+ドンとか、シャンドア+僕とか)も全員でのセッション部分も大いに受けて、スタッフも大喜びしてくれました。二日目の僕のコーナーの時に雨が降って、機材が濡れたりしましたが(お客さまも)、そんなことは小さなこと、と思えるくらい会場は熱かった! 

終了後、そんな残り香を味わいながら、安堵感がドッと押しよせてきました。今夜はビールの味も格別! 何より嬉しかったのは、「ギター1本でも十分、観賞にたえる」ということを実際に目と耳を通して分っていただけたこと、証明できたこと。遠かったけど、来てよかったっ!

つづく・・・

バンコク~インド・ツアー記(9)

車中からの眺め市内へ向かう車中からの景色が、なんともインドらしい。当然ですが、日本と180度違う雰囲気に、片道約2時間の移動も気にならない。またfisheyeへ向かい、そこで取材を数本受けることに。週末のコンサートにかけるスタッフの意気込みを強く感じ、あらためて「いい演奏をしないとなぁ」と心に誓う。以前にも書きましたが、インドでアコースティック・ギターだけの、しかも海外からメンバーが揃うという企画は初めてらしいのです。なんでも「初めて」というのは末永く記念に残るもの。ほんとうに週末が楽しみ~!

オーパスにて。正しい名前でよかった!夜のミニ・ライブは「Opus」というお店。若者に(こういう言い方をする僕は?)人気があるお店らしく、平日でしたが、そこそこ席はうまっていました。当初、コナラックさんから、「ほんの2曲くらいでいいよ。あくまでも本番のライヴに気を引くためのものだから」と聞いていたのですが、会場に行ってみると、どうやら、30分くらいはやらないといけない雰囲気。ドンとシャンドアも同行したのですが、彼らは出番がないと知ってか、すでにお酒を飲んでリラックス・モード。「俺も飲みたいなぁ」とか思いつつ、そこはプロ。お水で我慢! で、本番ですが、若干、スピーカーがハオリ気味でしたが、喜んでもらえたと思う。お客さまにも声をかけてもらえたし。演奏後、みんなで食事、そして、また車での長い移動のあと別荘へもどる。ちなみに、画像は会場のボードに書いてあった僕の正しい名前。たまに変な名前を書かれたりするので、「おっ、ちゃんと分ってるやん」ということで撮っておきました。そう言えば、ドン・ロスも過去に名前を間違えて表記されたことが何度もあったらしい・・・トーン・ロスとかドニー・ローズとか(笑)。

ハイキング・サンダル? ばっちり(笑)。この後、残りの二日間はゆっくりと別荘で英気を養いました。もちろん、コンサートの練習(全員でのセッション部分+デュオの部分)もバッチリやりましたよ。ハイライトは、メイン・ハウスから見える丘のてっぺんまでの早朝ハイキング。そんなに過激なトレッキングではなさそうなのですが、それ用の靴がないので、とりあえず、画像のようなサンダルと靴下で代用しました(笑)。ええ感じ!

頂上到着メンバーは、ドン、僕、シャンドア、コナラック、奥様のキトナ、犬のバンブーとサプライズ。画像は、頂上について「やったぞ~」と叫んでいるところ。とにかく眺めが最高&気分爽快! 

つづく・・・  

バンコク~インド・ツアー記(8)

11月9日(月)。夕方、無事にバンガロール到着。まずは、Fisheyeの事務所へ向かう。そこで、取材(主に新聞)を数本受ける。もちろん、すべて英語。ん~、やっぱりインド訛りはキビシイ~(笑)。ちなみに、カナダ人のドン・ロスに「君のようにネイティブでも、彼らの英語のアクセントは分かりにくいの?」と聞いてみると、「僕でさえ、聞きなおしても分らないときがあるから、心配いらないよ」との返事。これでひと安心!(笑)。

取材終了後、コナラックさんの別荘にミニ・バスで向かう。市内から40Km以上離れている山奥にあるそうで、とにかく真っ暗らしい。ので、「びっくりしないでね」と先に予告されていました。最後の行程は、ユラユラというより、サファリにでも行ったように左右にグラグラと車が激しく揺れるほど道の悪いところでしたが、約2時間かかって無事に到着。予告通り、真っ暗~! コナラック夫婦が、懐中電灯を手にして迎えにきてくれていました。静か~。空気もいい。と言っても、ほとんど足元しか見えなかったので、周りがどうなってるのかは、明日にでもチェックかな。 

僕が泊まったコテージ翌朝、第一印象は「眺めがすばらしい!」でした。メイン・ハウスからは岩がむき出しの丘が丸見え。もちろん、木々も見える。聞くところによると、丘の奥の村には野生の象が時々現れるそうです。実際、何回も目撃されているらしい。もちろん、他に、この敷地内では「コブラ」なんかもいるそうです! あちゃあ~。ヘビは勘弁して~(笑)。ここは、とにかく広い。何坪あるのかわかりませんが、日本だったら100軒くらいの家が建ちそうな感じ。上の画像は、僕が泊めてもらったコテージ。このような建物が、他に2つもあるんですよ。メイン以外に。 

コテージの中は、こんな感じついでに、その部屋の中の画像もアップしておきますね。ここを「お城」として過ごしていたんですよ。電気関係が途中で止まったりしましたが、いや~、ほんまに快適でした。ありがたいなぁ。

バナナ畑次は、敷地内にあるバナナ畑の画像。すべて収穫すれば2トンにもなるそうです! この手の風景は初めてなので、思わず、周りをウロウロと歩きまわってしまいました。でも、コブラに遭遇する前に、スト~ップ。笛もってきてないし~(笑)。

明日は市内へ向かい取材、そして、週末のコンサートの告知をかねた僕だけのミニ・ライヴが予定されている。

つづく・・・

バンコク~インド・ツアー記(7)

ようこそ、ムンバイへ1時間20分ほどでムンバイに到着。とにかく暑い! でも、なんと「冬」らしい!? ハ~っ?という感じでしたが、32度くらいあったようです。急な気温の変化のせいか、心拍数が上がって、少しの間気分が悪かった・・・でも、インド初のソロギター・ツアーということで、頑張らないと(!)と自分で励ましました。

ムンバイのある通りの風景バンガロールは、ITの最先端を行く世界有数のコンピューター関連都市ですが、一方、ムンバイは映画関連で有名。”Bollywood”と呼ばれて、映画好きな人はご存じかと思います。が、悲しい現実としては、市の60%くらいはスラム街らしいです。明と暗。光と影。表と裏・・・これも人生なのでしょうか。

ランチ・タイムにホテルでドンとシャンドアと合流。プラス、今回、ツアーを仕切ってくださったFisheyeという会社のスタッフとも再会(バンガロールで顔合わせ済)。ドンとは数年ぶり、シャンドアとは初対面。ここでも初めて会ったような気がしない。この感覚は、同じツアーを過ごす者同士としてすごく大切。ますます楽しみになってきた!

ステージさて、今夜の会場は、現地で有名なBlue Frogというクールなお店。音もいい! 機材関係も、とくに問題はなかった。画像は、サウンドチェック前のセッティングのときに撮ったもの。左から、ドン、ロビー(フィッシュ・アイ)、僕、コナラック。シャンドアは行方不明ではなく、この写真を撮っていてくれたのでした(笑)。

会場はこんな感じ次の画像は会場の雰囲気。プチ・ラスベガス風でディナーショーみたいなセッティングになっています。本番では(売り切れ!)前方の空いた場所にもお客さまが座って観ておられました。 

コンサートは、予定より一時間遅れて始まった。どうやら「インド・タイム」というのがあるらしい(笑)。加えて、車のラッシュアワーのこともあるし・・・でも、熱く迎え入れられ、初日としてすごくいいスタートが切れたと思う。この夜の演奏順は、コナラック~僕~シャンドア~ドン。当初、アンコールを全員でやる予定だったのですが(練習もしていた)、リハでモニターのバランスがうまくいかず、結局、姿だけあらわして「お礼」に代えることに。それでも、各30分くらいづつの演奏なので、全部で2時間は越えたのかな。おかげさまで、僕の演奏もウケましたし、気分も上々。終了後、会場でインタビューを済ませたあと、軽く食事。すでに深夜。長~い一日の終わり。フ~っ。

明日は、空路、バンガロールへ戻る予定。行き先はコナラックさんの別荘。バンガロールでの二日間のライヴの前日まで、そこで過ごす予定。

つづく・・・

バンコク~インド・ツアー記(6)

じつは、バンガロールへは、僕だけ先入りだったんです。ので、8日のムンバイ(旧ボンベイ)のコンサートまで時間がたっぷりありました。さっそく、今回お世話になる、インドを代表するギタリスト、コナラック・レディー夫妻とランチで合流。二人ともすごくフレンドリー! 初めて会ったと思えないくらい。彼いわく、「僕の家は君のホテルから歩いて2分くらいだから、遠慮せずにいつでも来てくださいね」。すごくやさしい。一瞬にして救われた感じ(笑)! 

道路はこんな感じ。これでも車は少ないほうで、レストランへ向かったのですが、ここからが恐怖・・・というのは、道路を渡らないといけないから。ん? なんで怖いの? と、聞こえてきそうですが、とにかく車の量が多いのと(切れ目なし!)、人が渡ろうとしてもまったく止まってくれないから。これは怖い、ほんまに。ましてや、見渡す限り信号もないし・・・ということで、大きな身体のコナラックさんの後ろに隠れながら渡ったのでした。カッコわる~~(笑)。でも、生き延びたよ~。じつは、道路を徒歩で横断したのは、インド滞在中、このときの往復の2回のみでした! もう一回言いますね、怖すぎるから。ちなみに、画像の黄色い屋根のタクシーは、インド版のトク・トクでauto rickshaといいます。 

笑うポテト?「何か食べたいものある?」と聞かれれば、そりゃ~「カレー」 でしょ! もちろん。ということで、インド初の本場のカレーを注文することに。どうやら、お店の人と友人らしく、店長から画像にある豚肉料理がプレゼントされる。“笑顔”のポテト・フライが、なんとも可愛い! この手のユーモアは、人生をラクにしてくれますよね。

スーツケースは屋根の上この後、数日間、ホテルの周辺、市内などを一人で冒険しながら過ごしました。そして、8日(日)、”World Guitar Nights”最初の公演地のムンバイへコナラックさんと飛行機で向かいました。現地のホテルで、今回の相棒のDon Ross(カナダ)とSandor Szabo(ハンガリー)と合流する予定。で、画像は、荷物が多くて、僕のスーツケースがタクシーの屋根の上に置かれるハメになったときのもの。この時点で雨は降っていなかったのですが、途中、なんと降り始めた! ん~、バッグがかわいそうとか思いましたが、まぁ、動きながらやから雨もスライドして流れていくから大丈夫やろ、と言い聞かせる(笑)。ここでも「所変われば品変わる」か。

スパイスの効いた飛行機最後にもう一枚画像を。高所恐怖症の僕が、ヒーヒー言いながら機内から撮ったもの。航空会社の名前は、ずばり、「スパイス・ジェット」。これもインドならではかっ(笑)。

つづく・・・