いや~、楽しかったっ!

26、27日の上田正樹さんのスペシャル・ライヴ at Paradaise Cafe(横浜)、ほんとうに楽しませていただきました! 僕は、ゲスト・プレーヤーとして二日間とも参加させていただきましたが、ひさしぶりに熱~い汗がかけましたし、なんとも言えない爽快感を味わうことができました。これもひとえに、上田さんはもちろんのこと、メンバーの方々、そしてお客さま、スタッフの皆さまに温かく迎え入れていただいたお陰です! また、この機会を与えてくれた、旧友でもある、パラダイス・カフェの滝ともはるさんにも大変お世話になりました。ただただ「ありがとう!」です。

今回は、行きも帰りも、見事なくらい美しい富士山を見ることができました! 何年振りかなぁ。あの壮大で、しかもビクともしない姿を見ると自然と頭が下がりますねぇ(笑)。この二日間のライヴといい、この富士山の姿といい、ほんとうに僕にとって良い「一年の締め」となりました。

皆さま、今年一年、色々とお世話になりました。ありがとうございました!

あと数日で2008年とお別れ・・・そして新しい年へとつながっていきます。来年が皆さまにとって良い一年となるよう、遠くからですが、お祈りしております。

来年も、どうぞ、引き続きよろしくお願いします!

不景気かぁ…

現在、テレビ、新聞、雑誌などなど、世界的不況の話題で一杯です。しかも、さらに続くとの予測にイヤ~な予感がしているひとりです。そんな中、マイナーなソロギターのライヴなども影響をうけるかもしれないと思うと、ちょっとブルーな気分になりそうです。だからこそ、せっせと会場に足を運んでくださる皆さまや、サポートしてくださる方々に心から感謝しないといけない、と改めて思います。そして、きちんとプロの仕事をしてお返しをしないといけない、とも思います。

今こそ、上を向いて歩こう!

***

★Tommy & Masa playing “Come Together”~”Superstition” on YouTube.
http://jp.youtube.com/watch?v=QnPEmaBVCIg
Check it out!!!

ん、ひらめいた~!

次のCDに向け、ただ今アレンジもろもろ奮闘中の僕。候補曲数は十分すぎるほどあるんですが、それでも「何かたらんなぁ…」と、スッキリした気分になれなかったんです。が、昨日~今日にかけて、ひらめきました! それは、「コード・メロディー」を駆使したスタンダード曲のカバー。つい最近、”When You Wish Upon A Guitar”というコラボ・アルバムが出たばかりで、その縁というわけではないと思いますが、本家本元の”When You Wish Upon A Star”を一気にアレンジしました。そう、その「何かたらない」というのは、誰もが知ってて、しかも、ギターにマッチした曲だったんです! 世界中でカバーされているだけあって、そのメロディーは天下一品! 僕のアレンジがどうなっているかは(バラード風ではない)、今後、ライヴとか新譜でお楽しみいただくとして、僕は、文字通りスタンダードと呼ばれる曲の普遍性(↑1940年の作品!)とメロディー(もちろん歌詞も)の良さにあらためて感嘆しています。同時に、どうやって作っていくんだろう(?)、と。心の動きにまかせる、それとも頭を使う? どっちも? 確実に言えるのは、すばらしい曲って、最初の1~2小節だけでグッとくるのが多いということ。例えば、ビートルズには、そういうのが沢山あります。

アコギで花を咲かせまショー!

来年の3月にスタートするボブ・エバンス(from カナダ)とのツアーですが、日程と場所だけでもいち早くお知らせしておきたいと思います。
詳細は近日「CONCERTS」ページにアップいたします。

3月18日(水):5th Street (大阪・吹田)
3月19日(木):パラダイス・カフェ21 (名古屋)
3月20日(金・祝日):カフェ・メリーココ (東京)
3月21日(土):宮内家 (埼玉)
3月22日(日):みかはうす (三重・鈴鹿市)
3月24日(火):新神戸サンホテル (神戸)
3月25日(水):モダンタイムス (京都) 

ボブは、2003年度、全米・フィンガーピッキング・チャンピオンです。彼とは数年前に台湾で初めて会ったのですが、その確かなプレーと人間性の良さで、即、仲良くなりました。その技を近くで見ていただくために、今回のツアーも比較的小さな会場を選びました。ぜひぜひ、各会場の近くにお住まいの方は、ご来場くださいね! 

※今回も、ブログ、HPなどお持ちの方の「口コミ」もろもろ、告知のご協力をいただければ幸いです。「世界には、こんなギタリストがいる!」ということを知って欲しいのと、ぜひとも、ボブの演奏を見に来ていただきたいとの強い願いからです。

どうぞ、よろしくお願いいたします!

すでに心は・・・

昨日、「今年のまとめ」的な書き込みをしたとたん、心は来年へと飛んでいる感じ。僕は、良いのか悪いのか、先へ先へと行く傾向があるんです。物事をスパッと切り捨ててしまうというか(笑)。かといって、精神的に切り替えがうまいかとなると、そうでもないんですよね。ん~、ようわからん(笑)。でも、上を向いて歩いていることだけは確かなこと!

すでに、来年の2月初旬からスタートする新譜のレコーディングの準備を始めています。収録曲の再チェック(大体、決まってますが)やらアレンジの見直しなどなど。次は、思いっきり“マニアック”で行ってやろう(!)と思っています(笑)。まぁ、これまでもマニアックと言えばそうかもしれませんが、より、「自分が好きなように」というニュアンスかな。

というころで、1月はずっとこもりっきりの作業になるかな。でも、すごく楽しい時間でもあるんですよね。「こうでもない、ああでもない」という過程が。毎回、その時、その時のベストを目指すわけですが、今回はベスト・オブ・べストを目標に行ってみますね。3月のボブ・エバンスとのツアーの頃にはお届けできるかと思います。お楽しみに~!

また振り返る時期が・・・

今年も、あと2週間を残すのみとなりました。街に出ると、なんとなくせわしない感じがするし、「あ~、もうこの時期になってしまったのかぁ」と、時の経つ早さにため息が出てしまいます。僕にとって今年は、ソロギターに転向して10年、CDも10枚目という記念すべき一年でした。と言っても、べつに特別なことをしたわけではなく、あくまでもマイペースな一年だったかな。プラス、デビューして33年! ワオ~(笑)。

今年は海外へ2回行ってきました。まず、3月のカナダ・ツアー。バンクーバー在住で友人のドン・アルダーに仕切ってもらって、ブリティッシュ・コロンビア州を回ってきました。全部で14公演。かなりハードスケジュールでしたが、観光客が行かないような場所へも連れていってもらえましたし、ライヴのほうも受けたので、すごく良い思い出/経験として残っています。もう一ヶ所は、最近ツアー記を書いたばかりのドイツ。こちらはピーター・フィンガーに仕切ってもらいました。移動を入れると約1ヶ月間という長さでしたが、こちらのほうも貴重な出会い/体験となりました。でも、かなり体力的にキツかった。ハム・ソーセージにもくじけたし(笑)。

話は前後しますが、4月は、同い年のダグ・スミス(ギター・チャンピオン!)が来日して、6ヶ所、6公演を行いました。背が高くて(2m近い!)大きい彼ですが、ハートはもっと大きく、その上、すごく優しいんです。彼の曲にもあるように、まさに、「ジェントル・ジャイアント」といったギタリスト。最近、僕が好きなシナモン・アーモンドをわざわざ送ってくれました。あとでメールが来て、「箱の中にメッセージを入れるのを忘れた~」ということでしたが、そんなフォローをしてくれるのも、いかにも彼らしいと思って、ニコッとしてしまった(笑)。日本で何を見ても感動し、何を食べても感動し、またどこへ行っても素直に感動してくれた彼。そんな彼を「友人」と呼べる僕は幸せですね。

9月はドルフィン・ギターズさん企画のCD録音。日本の若手ギター製作家5人のギターを僕と小松原 俊さんとで弾き合うというものですが、かなり興味深いプロジェクトでした。改めて思いましたが、僕は創造している時間が「やっぱ、好きやねん!」 ということ。もちろん、ギターも!

 9月後半は、『プー横丁』お薦めのギタリストのトレース・バンディーくんが来日して、大阪で一緒にライヴをやりました。カポタストを5つくらい着けたり、外したりしながらの演奏は面白かった~。それと、京都太秦の撮影所で偶然一緒に撮ったという写真を見せてくれたときはビックリ・・・な、なんと、水戸黄門(里見浩太郎さん)とのツー・ショット! これは超貴重品です! 

10月は、滝ともはるさんの記念ライヴ。ここでは、上田正樹さんはじめ、すばらしいアーティストの皆さんと出会うことができて、すごく嬉しかった~!

そして、ヤイリ・ギターさんと新星堂さんとの出会い。来年の2月中旬に上ってくるニュー・ギターが楽しみっ!  

・・・ということで、ザクっと今年のポイントだけ抜き出して書いてみましたが、もちろん上記以外にもライヴや出来事、思い出はありますが、やっぱり「出会い」が今後もキーワードになるのかなぁ。そのためにも、せっせと出かけて(動いて)いかないとね!

12/12, 13, 14のライヴ

各ライヴ会場にご来場くださった皆さま、ありがとうございました! 今回は、神戸(鈴蘭台)→山口(防府市)→大阪(吹田)という動きでした。

まず、12日のライヴでは、前夜に出来上がったアレンジ曲、“桃色吐息”(S59年のヒット曲)をお披露目しました。が、かなり無理があったかなぁ(笑)。圧倒的に練習の時間が足らないということはもちろんですが、いわゆる「昨日の今日」ですから、身体に馴染んでいないんですよね。しかも、けっこう難しいアレンジになったし・・・それでも、やってしまった~。しかも、二回も! 結局、“桃色ため息”になってしまったんですが、まぁ、「ライヴならでは」ということでご勘弁くださいね(笑)。MCでも言ったように、僕はチャレンジャーです。今後もドンドン恥をかいていく覚悟ですから、客席から温かく見守ってくださいね~。

翌13日は、ギターでは初めてお邪魔する山口県は防府市でのライヴ。ある有志の方が主催してくださったのですが、すごく盛り上がって、ハッピー・ハッピーな一夜となりました。手伝ってくださった皆さまは、全員、手弁当状態。ただただ「ギター好き」というだけで、ご協力をいただきました。Mさんはじめ、皆さま、大変お世話になりました! また行きたいなぁ。ちなみに、この夜の“桃色吐息”は、昨夜より良かったと思いますぅ。

14日は大阪。ライヴ前にドルフィン・ギターズさんに寄って、ピックアップの調整をしていただきました。そのお陰で、全6弦の音のバランスが良くなりました。ギターって、ちょっとしたことが影響するし、その「ちょっとしたこと」が重要でもあるんですよね。で、ライヴですが、石井完治さんとの2回目のジョイント。やっぱり、セッションは楽しい! この夜のための曲(二人用)まで準備していただいて、とにかく面白かった~。きっと、お客さまにも、そのフィーリングは伝わったことと思います。ちなみに、ライヴ後の打ち上げでの話題はもっぱら健康の話・・・というのは、悲しい話ですが、ここ数年の間に同年代のミュージシャンが何人も亡くなっているんですよね。完ちゃんも、決して体調万全とはいかない様子ですし、僕もここ数年、イマイチ状態が続いていますので、どうしても「やっぱり身体には気をつけんとなぁ」という話になってしまうんですよね。お互いに、「一日、一日、そして、一回、一回のライヴを大切にしていかんとねぇ」ということで意見一致。

さて、次のライヴは、上田正樹さんのライヴのゲスト出演です。僕にとって、今年一年の最高の締めくくりになりそうで、今からすごく楽しみにしています。すでにチケットは売り切れているかもしれませんが、興味のある方は、一度問い合わせてみてくださいね。

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上田正樹 2 Days Live at Paradise Cafe(横浜)

日時:12月26日(金)、27日(土)
一部 開場:18:30 開演:19:30
二部 開場:21:30 開演:22:30
※入れ替え制 10,000円(フリードリンク)
お問合せ先:(045)228-1668
http://paradisecafe2001.com/
会場住所:横浜市中区住吉町6-72 B1

〔出演者〕上田正樹(vo)、堺敦生(p)、樋沢達彦(b)
ゲスト:住出勝則(g)  

今回も運がなかった・・・

東京方面へ行くたびに楽しみがあるんです。それは、行き・帰りとも、新幹線の窓から富士山が見えるかどうかということ。毎回、「今回こそは」と願うんですが、昨日もダメでした。快晴だったので、かなり期待したんですが、裾野の一部分くらいしか見れませんでした。残念! もう数年、見れてないなぁ・・・。

じつは、数十年前になりますが、富士山に登ったことがあるんです。当時、東京に住んでいたんですが、友人のカナダ人が帰国することになり、ぜひ最後の記念旅行として富士山に登りたいということでついて行ったんです。が、別の友人のジョークに見事にハマってヒヤッとしたことがありました。彼いわく、「富士山には歩きやすいように、外灯みたいなのが頂上まであるから、なんにもいらんよ」と。まぁ、常識で考えれば、まったくのジョークということは分かりそうですが、僕ら二人はすっかりこの言葉を信じこんでいたんです。しかも、5合目に着いたのは夜中。当然、真っ暗。こんな「真っ暗」経験したことがないというくらい真っ暗(笑)。あたふたとしている時、幸運にも、どこからともなく人が出てきて声をかけてくれたんです。「あんた達、無防備で何をしとんるだ」と(笑)。結局、その方に懐中電灯を借りて登ることになったのですが、僕は7合目でリタイヤ・・・友人は「絶対に頂上まで行くっ!」と言って、上へ上へと消えていきました。

それにしても早朝に見た「ご来光」は、この世と思えないくらい美しかった! 今でも、しっかりと目に焼きついています。

12/9ライヴ、ご来場ありがとうございました!

雨の中、昨夜の東京でのライヴにご来場くださった皆さま、ありがとうございました! 皆さまに温かく迎え入れていただいたお陰で、大成功のうちに終了いたしました。初めて僕を見ると言われるお客さまも多く、また良い出会いの一夜になったと喜んでいます。新星堂、そして、ヤイリ・ギターの関係者の皆さまにもお世話になりました。ありがとうございました!

昨日は、ライヴ前に新星堂(Rock Inn)さんにお邪魔して、そこで、現在、僕用に製作していただいているAlvarez・Yairiのギターのネックの太さを調整していただきました。ヤイリ・ギターの名工・小池氏に目の前で削っていただいたのですが、この手の経験は初めてで、貴重な体験となりましたし、直接、小池氏を前にその作業の工程が見れたことも貴重な時間となりました。作り手の「魂」を見た気がして、「こちらも、その気にしっかりと応えないと・・・」と、背筋がピ~ンと伸びた感じでした。で、このギター、すでにギターの形にはなっていたのですが、塗装前、そして、ブリッジやペグなどもついていない状態。いわば、丸裸!? この過程のギターを見るのも初めてだったので、すごく面白かったですねぇ。で、この模様など、WOWOWさんが撮影されていますので(もちろん、完成品を受け取るシーンも!)、2月以降に放映されるかと思われます。ちなみに、昨夜のライヴも、ちょこっとだけ撮影していただきました。

明日にそなえて・・・

今日は、一日練習! さすがに温泉へはギターを持っていかなかったので、二日分を取り返さないと いけないし、寒いので指の運動も念入りにやらないとね。

で、明日は↓のライヴです。新曲もろもろやりますので、ぜひ、ご来場くださいね。Alvarez・Yairiのギターも弾きますよ~。平日ですが、よろしくお願いします!

12月9日(火):新宿ミノトール2 (東京)
SHINSEIDO presents;
~Let’s Groove~
チケット:3000円 (1ドリンク付)
開場:18:00 開演19:00
お問合せ先:(03)5269-0795
※21:00~は別のイベントになります。

*** 

その次のライヴは・・・

12月12日(金):STARDUST CAFE (神戸・鈴蘭台)
前売り:2500円 当日:3000円
開場:18:30 開演:19:30
お問合せ先:(078)592-6310

12月13日(土):STAGE ONE (山口県防府市)
前売り:3000円 当日:3500円 (1ドリンク付)
開場:18:30 開演:19:00
お問合せ先:(0835)26-6006 / 080-5239-7992

12月14日(日):5th Street (大阪・吹田)
~ヒゲとメガネとギター×2~
w/石井完治

前売り:3500円 当日:4000円 (要1ドリンク・オーダー)
開場:17:30 開演:18:30
お問合せ先:(06)6386-9114  

お待ちしております!