先日、「ジュリー」こと沢田研二さんをNHKの歌番組で見ました。久しぶりにジュリーの歌声を聴いたのですが、すばらしかった! その昔、「グループ・サウンズ」にハマったひとりなので、僕にとって、彼は今だにアイドル的存在なんですよね。失礼な話なのですが、その番組を見る前は「声が出てなかったらどうしよう・・・」とか、「もし、衰えているような感じだったら・・・」とか、いちファンとしていらぬ心配をしていたのですが(“昔と違ってたら”的な)、見事にその気分はぶちのめされました。声に張りがあったし、音程もすごく安定していました。なにより、熱いエネルギーを感じ取れたことが嬉しかった! と同時に、「かなり節制されているんだろうな」と、彼のプロ根性に頭が下がる思いでした。
あれから時は流れ、ジュリーも今は還暦・・・。ファンの心理とは面白いもので、自分が夢中になっていた頃の残像を追いかけている部分ってあるんですよね。例えば、「♪勝手にしやがれ」とか、古くは「♪君をのせて」とか、タイガース時代であれば、「♪僕のマリー」、「♪シーサイド・バウンド」などの曲の時のイメージをそのまま引きずっている感覚? 本人としては、あれから数十年も経過しているわけで、その手の期待感を持たれることはツライことかもしれませんね。でも、ジュリーが「永遠のアイドル」であることは間違いなし!
ちなみに、僕がデビュー(シグナル)した時のレコード会社は「ポリドール」でした。で、当時、沢田研二さんも同じ「ポリドール」。たしか、一度だけ、彼と至近距離で遭遇したことがあります。ヒット賞(?)という授賞式のパーティー会場の席。これは、決められた枚数以上のレコードを売ると会社から表彰されるというものだったのですが、会場は東京の帝国ホテルだったかな。僕としては「ジュリーに会える!」と興奮気味で、挨拶もしないといけないとか思っていたのですが、彼のオーラが凄すぎて、まったく近寄れませんでした。まさに、「スター」という感じで、身体の周りからほとばしるオーラでしたねぇ。ということで、心の中で「住出です」と挨拶しておきました(笑)。
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