今朝の各種新聞は、「野茂引退」の文字が一面に出ているものが多いと思います。ついに来るときが来たかぁ、という感じですが、彼の心境はいかに・・・。自分の人生を捧げてきた対象を失うわけですから(自分の意志であっても)、ものすごく寂しいに違いないでしょう。これからも間接的に野球にかかわっていくにせよ、もう、あのセンターステージで注目を浴びることはないわけだから。僕もいずれはステージから離れる日が来るわけですが、その時にどんな気分になっているのか想像できませんねぇ。
もう12年前になりますが、ドジャースタジアムへ観戦に行ったことがあります。残念ながら、野茂投手はその前日に登板していて、たしか、先発はマルティネスだったと記憶しています。ペドロのお兄さんのほうですね。でも、野茂選手がベンチを行き来する姿は見れたんです。その時は思わず「あっ、野茂が歩いとる!」と子供のように興奮してしまいましたねぇ。彼は僕よりひと回り以上も年齢が違いますが、僕は彼のことを文句なしに尊敬しています。同時に、もっと賞賛されてもよいとすら思っています。彼の功績はもちろんのこと、日本とアメリカの橋渡しを野球を通して見事なまでに成し遂げたわけですから。名前の通り、彼は「英雄」そのもの!
ドジャースタジアムへ行った頃、僕は丁度オーストラリアへの移住が決まっていたこともあり、当時は彼を目標に「オレはギター界の野茂になる!」と密かに誓っていたんです。まぁ、その夢はまだまったく実現していませんが(笑)、その気持ちに変化はありません!
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