「生」はええねぇ!

お知らせしていたように、昨夜はMBSラジオ『押尾コータローの押しても弾いても』に出演させていただきました。ここは、いつも温かく迎え入れていただけるだけではなく、スタッフの皆さまとも「ギター」という言語を通して会話ができるので、単に“仕事”として出向いて行くのとはぜんぜん違いますねぇ。ライブ会場とは異なる緊張感も楽しめるし!

で、押尾くんと軽くセッション(♪Superstition)の打ち合わせなどをしていると、あっと言う間に本番の時間。大体、番組スタートから30分後くらいの登場と聞いていたので、しばしスタジオの外で待機。ライブでもそうなんですが、本番の5~10分前というのは、僕にとってすごく大切な時間帯なんですよね。たとえ、たわいもないことを話していても、それなりにマインドは演奏へとシフトしていってるんです。意外と、この出番前の過ごし方によって演奏の質が左右されることもあると思いますねぇ。もう、業界にデビューしてから何十年も経つけど、自分のテンションを本番時にピークへもっていくことの難しさは、あいかわらず変わっていないようです。

さて、本番ですが、僕の生演奏は「♪Hotel California」(イーグルス)を選びました。ニューCDから選曲したほうが良かったのかもしれませんが、少しでもリスナーの皆さまに馴染みのある曲の方が、アコギの面白さを理解してもらえるかな、という気分で選びました。楽しんでもらえたのかな?

そして、押尾くんとのセッション。やっぱセッションでの押し合い・引き合いは文句なく楽しい! あのスリル感あふれるギブ&テイクの駆け引き。ギター以外は無言なんだけど、空気中には様々な言葉が飛び交ってるような錯覚を覚えますね。いや~、楽しかった~!

最後になりましたが、かおりん、そしてスタッフの皆さま、ありがとうございました! ライブの告知もろもろ感謝しております。そうそう、ギターのほう、頑張ってくださいね。番組中に言うのを忘れていましたが、ことギターを学ぶことに関しては「各駅停車」でいいんですよ。 「一歩、一歩」です。ただ、分かれ道は、それを続けることができるかどうかです。ご健闘を祈ります!

では、この辺で。