マイケル・ジャクソン

先日テレビで放送になったマイケル・ジャクソンの『This Is It』がビデオに録ってあったので、昨夜見ました。あらためてワン&オンリー、そして最強のエンターテイナーだったんだなぁと、つくづく思いましたねぇ。あと、ショーの内容とか製作面に関してもすごい完璧主義者(プロ中のプロ!)だったんだなぁ、ということもビシビシと映像から伝わってきました。お金のかけ方も半端じゃない! おもしろかったのは、舞台監督の気の遣い様・・・マイケルに対する言葉使いが丁寧なのはもちろんのこと、節々にリスペクトが感じられました。が、あえて裏を読めば、誰が「ボス」なのかというのがはっきりと分りますし、“よいしょ”と感じるような部分もないことはないけど、これは、あれだけの大物、そして彼を取り巻くスタッフをまとめてうまく進行していこうとする側からみれば、ひとつの手なのかもしれませんね。まぁ、読み過ぎかもしれませんが。ゴメン。

また、彼ほど言動などなど誤解され続け、金銭的にも利用され続けてきたアーティストも珍しいと思うし、すごく可哀相な気持ちになったりもします。以前、彼が裁判沙汰になった事件に関する本を原書(Michael Jackson Conspiracy)で読んだことがあるんですが、金銭目的で彼に群がる悪人達のえぐいやり方とかに腹が立ってしょうがありませんでした。結局、無罪(当然)になるんですが、マイケルが払った犠牲はとてつもなく大きなものとなってしまったことはご存じのことと思います。富と名声・・・このバランスが想像以上に大きなものとなり過ぎたために生まれた悲劇ともいえますが、アーティストとして、人間としてもっともっと評価されてよかったんじゃないかと思いました、この記録映画を見て。感じ方は色々あるけど、僕は素直にそう思いましたねぇ。

あと、ニュースを見たり新聞を読んで常から思っていることがあるんですが、それは、もし〇〇賞とか人に贈るのであれば、その方が生きている間にそうして欲しいと思うこと。よく、ある功績のあった方が亡くなってから〇〇賞を授与する、なんてことがありますが、どう考えてもおかしいと思いませんか? なぜ、生きている間に、そうできないのか不思議でしょうがありません・・・こういうタイミングは逃して欲しくないなぁ、とつくづく思います。

でっか~い本屋さん

昨日、ホテルを出たあと、梅田にできた日本一大きい本屋さんの『MARUZEN ジュンク堂書店』に立ち寄ってきました。場所は茶屋町のMBSの近く、Loftのすぐ側。すごく近代的なビルの1~7階を占めているのですが、なんと、約200万冊ほどお店に出ているそうです! すごい数ですが、僕が気になるのは、その重さのほう! 本って、けっこう重いんですよね。段ボール箱一杯でもキツイのに、200万冊となるとどうなんやろ・・・ン~、想像もつきません。

bookstoreで、さっそく7階の語学関係の本売り場に行ってみましたが、すごい数です。けっこうマニアックな本も陳列されていますし、大学受験関係、英語検定試験などの参考書も充実しています。また、各種辞書もよい品揃えです。ウロウロしていると、あっという間に一時間なんて過ぎてしまいます。最近は電子書籍とかありますが、僕は「紙」のほうが好きですねぇ。匂いとか手の感触もいいし(笑)。やっぱり“アコースティック”人間なんかなぁ。あと、気楽に手にとってチェックできるのが、さらにいいです。椅子とか所々に置いてあるのは、そこに座って読んでもいい、ということなのかな? それとも単に休憩用? 外国だと、ソファーが置いてある本屋さんがあったりして、そこで堂々と本棚から読みたい本(もちろん販売用)を出してきて読んでる光景を眼にしたりします。通路に座って読んでる人もいたり・・・

結局、この日は4冊購入。1階のレジで清算を済ませると、「3、000円以上お買い上げのお客様には、ささやかなプレゼントがあります」ということで、出口でチーズケーキ2個ゲット!           

ご来場ありがとうございました!

昨夜の『今年もありがとう&忘年会ライヴ』に参加してくださった皆さま、ありがとうございました! お陰さまで、楽しく締めくくることができました。そして、ゲストとして登場してくれた、いちむら まさき、岸部眞明くんにも感謝いたします。おおきにでした~! いっちゃんはハジケてましたねぇ。あんな歌(回転寿司とか猫とか!?)を唄うなんてまったく知らなかったので、ステージ脇で聴いていておもろかったです。ウクレレあり、ギターありの楽しいステージでした。一方、岸部くんのほうは、昼間に別の場所でライヴをやって、その後、文字通りすっ飛んできてくれました。僕とは『♪花』を一緒に、そして、いっちゃんを入れて3人では、レイ・チャールズの『Hit the Road Jack』を演奏しました。途中、なんと岸部くんが唄まで披露してくれて(というか、ほとんど強制!)びっくり~。それも、『ゲゲゲの鬼太郎』のメロで応戦してくれました。いや~、おもろかった! 

3mライヴ後、ほとんどの方が忘年会に残ってくださいました。ありがとうございました。メニューは、もちろん、鍋料理! もう、今の季節、これしかなし! オリジナルの出汁が、ほんま、うまかったなぁ~。店長、ありがとう! 最近、お酒を控えめの僕としては、ハジケるまではいきませんでしたが、その分、口のほうはハジケていたようで(笑)、僕としてはストレス発散ができました。ひょっとして周りで聞いていた人は、逆に、ストレスになっていたかも~(反省)。

今年もあっと言う間に終わりが見えてきました。振り返れば、今年もマイペースな動きでしたが、これは来年も変わることはないでしょう。とにかく、一本・一本のライヴの質を上げていくこと・・・これに尽きるかな。お客さまに「もう一度みたい!」と思っていただけるような・・・ではなく、「何回も見たい!」と感じていただける内容。口ではなく、ギター、そして声から「魂」が自然と伝わる、そんな領域。僕は、そこを目指したいと思います。

準備OK!

来る23日の演奏メニューもろもろ「準備OK」状態になっております。あとは、本番まで数回通して練習して、当日を待つばかりです。ゲストとのセッションは“当日のノリ”にまかせて、あまり下準備をしないほうがおもしろいかも、ですね。

年末が近づき、あわただしい感じになってきていますが、この夜ばかりは思いっきりハジケテ、楽しみましょうね!世の中、時期的にライヴに行ってる場合じゃないかもしれませんが、ぜひぜひ、お誘い合わせのうえ、ご参加くださいね。詳細、今一度、下に貼っておきます。開演時間がいつもより早いので、ご留意ください。よろしくお願いいたします!

12月23日(木・祝日):5th Street(大阪・吹田)
~今年もありがとう&忘年会ライヴ!~
スペシャル・ゲスト:いちむら まさき
スペシャル・ゲスト:? 

前売り:3,000円 当日:3,500円(要1ドリンクオーダー)
開場:16:00 開演:17:00
ご予約・お問合せ先:(06) 6386-9114
ホームページ: www.5th-street.com(メール予約可)
ライヴ後のパーティー参加費:2,000円(ドリンク代別)

※忘年会に参加希望の方は、「12月20日まで」に会場へご連絡ねがいます。

解説書のデザインもあがったよ~

そうそう、もう1つありました。ウエブ用にプーさんに書いていただいた新譜のコメントのデザイン。こちらもCDのほうと連動した感じで、いや~、ええ感じに上げていただきました! デザイナーは、このHPでもお世話になっていますし、僕の他のCDでもお世話になっているMojo Workin’さんです。このファイルは(8ページ!)、興味のある方に無料でプリントアウトいただけるようPDFファイルにしていただきました。プーさんのご協力もあり実現いたしました。絵的には、雑誌の特集のような作りになっていて、普段あんまり雑誌と縁のない僕としては、急に“有名”になった感じがして気分はいいですぅ(笑)。次は、金メダルを首からぶら下げて、グラミー賞のトロフィーを手に持ってる画像を作ろうかなぁ、タキシード着て~!?(笑顔)。ギャハハ・・・

また、このファイルのアップ時期とか分り次第、お知らせしますね。ん~、これで、ますます新譜の発売が楽しみになってきました! もう何回も言ってますが(笑)。

あと、23日の今年最後のライヴ(5th Street in 大阪)もよろしくお願いしますね。二人のゲストにも来ていただけますし、コラボも楽しみ~!

ニューCD、デザイン完成!

believe in meニューCD”Believe in Me”のジャケット・デザインもろもろ出来上がり、このアルバムの一連の作業が完了いたしました! さっそく表紙を見てください! 今回は、こんな感じになりました。僕が二人もいますが、よ~く見ると、画像が反転してあることに気づきますよね。何かを言いたそうな、何かを物語っているような感じがしませんか? あと、今回は全体的に画像を多めに使っていただきました。曲のコメント部分とか、すべての面に僕が顔を出しています。ちょっと出すぎかも(笑)。でも、堂々と目立つことができるのは、CDの中だけくらいなので、まぁ、いいでしょう! 表紙以外は、ぜひ、買っていただいてからのお楽しみ、ということにしておいてくださいね。来年の発売日の2月3日がほんま楽しみです! もう少し待っていてくださいね。よろしくお願いいたします。 

CDジャケット

今、ニューCDのジャケットなどデザイン作業が進行中です。すでに、表紙は出来あがっています! まだ見せられないのが残念ですが(まだ秘密!)、これまでのモノとは違う感じ、ということは言えますねぇ。”Believe in Me”というタイトルを暗示するかのような、面白い(でも大人っぽい?)構成になっていますよ。

あと、今回は、ウエブで公開するためだけに、プーさん(プー横丁)にこのアルバムの収録曲の解説などを書いていただいています。こちらのほうは、来年の一月中には、このHP、プーさんのHPにアップされる予定です。もちろん、CDの中には、いつものように僕のコメントが入っています。併せてご覧いただければ、より、このCDをお楽しみいただけるかなと思います。

レコーディングにしてもデザインにしても、できるまでの過程(あ~でもない、こ~でもないの繰り返し)はすごく楽しいものです。無からの創造・・・そんな機会が持てる、また、与えられることに感謝やね!

もう12月・・・

早いもので今日から12月。カレンダーも薄っぺらくなって、あと一枚です。僕のほうは、レコーディングが終わってから、なんか、プチ燃え尽き症候群気味で、つい最近までギターに触っていませんでした。僕としてはめずらしいことですが、良いのか悪いのか、それだけ今回のCDに心血を注いだということなのかなぁ。ただただ、そんな気迫が、言葉ではなく音を通して伝わることを願うばかりです。

今日からは、今年最後のライヴ(12/23:大阪)に向けて、構成を練りつつ練習に励んでいこうと思っています。二人のゲストに来ていただけますし、よい締めくくりになればいいなと祈っています。ただ、この日はあっちこっちでライヴがあるし、クリスマスが近いこともあって、色んなイベントが目白押しです。ので、集客に一抹の不安がありますが、まぁ、いつものように、お客さまが多い少ないに関わらず、自分が納得できる内容、演奏を目指しますね。
何かと忙しい時期だと思いますが、ぜひ、ご参加くださいね。そうそう、この夜は、ライヴ後に出演者を交えた忘年会(有料)もありますので、お時間の許す方は併せてご参加ください。よろしくお願いいたします!

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12月23日(木・祝日):5th Street(大阪・吹田)
~今年もありがとう&忘年会ライヴ!~
スペシャル・ゲスト:いちむら まさき
スペシャル・ゲスト:? 

前売り:3,000円 当日:3,500円(要1ドリンクオーダー)
開場:16:00 開演:17:00
ご予約・お問合せ先:(06) 6386-9114
ホームページ: www.5th-street.com(メール予約可)
ライヴ後のパーティー参加費:2,000円(ドリンク代別)

※忘年会に参加希望の方は、「12月20日まで」に会場へご連絡ねがいます。

レコーディング記・完結編 (7)

最終日の今日(11/18)は、午前中に撮影のつづき、そして夕方の4時からマスタリング。で、撮影場所は兵庫県にある、なんと、ブティック! 女性専用みたいでしたが、ひさしくこういうお店に入ってなかったので妙な感じでした。でも、店内はすごくオ・シャ・レで、僕にぴったり(笑)。さっそく着替えて、お客さまが来られる前にすまそうということで、作業に突入。鏡の前とか、レジの前とか(ワインレッドのカーテンがグー!)でバチバチ撮る。カメラがデジなのですぐ見れるのですが、なかなかええ感じでしたよ、自分で言うのもなんですが。まだ、どの画像がジャケットに使われるのか知りませんが、今回は写真を多めに使ってもらえそうです。お楽しみに!

さて、4時からはスタジオに戻って最後の作業のマスタリング。この時点で曲順を決めておかないといけないのですが、最後の最後で2~3曲の順番を入れ替えることにしました。あと、全体の音量のバランスを決めたり、音質を調整したり、曲間の長さを決めたりするわけですが、こと曲間の長さに関しては、僕がこだわるだけで、おそらくリスナーには影響がないものかもしれませんね。でも、こだわりたいんですよね、ここまで。で、作業が終わったのが9時過ぎ。この後、陣中見舞いに来てくれていたドルフィンの武田社長と食事へ。話題は、やっぱりギター業界、音楽界のこと。昨今の就職難とかCD売り上げの落ち込み、ライヴ入場者数の激減などなど、僕らにとって辛い側面があるわけですが、ここでも「頑張るしかなし!」で結論。でも、ほんま、この先どうなるんやろ・・・

以下、最終の曲順です。ご参考まで。発売はSlice of Life Recordsより、2011年2月3日の予定です。54分11秒に凝縮された“今の僕のすべて”を、ぜひ体感してください。乞うご期待!

BELIEVE IN ME / Masa Sumide  

1 Nightfall
2 Alive and Kickin’
3 Maiko-han Boogie
4 Ten to One
5 Swing Time
6 Believe in Me
7 Happy Ending
8 Sunny Afternoon
9 Love Dance
10 Autumn
11 Escape
12 Spice!
13 Dreaming of You
14 Blue Water
15 Gentle Rain     

レコーディング記 (6)

昨日で無事に全曲録音が終了したので、今日はジャケットの撮影に集中できる。僕の場合、レコーディング中、かならず「予備日」を設けることにしています。万が一、録りこぼす曲があったり、体調の理由などでうまく行かなかった曲などをやり直すことができるからです。精神的にも余裕が持ててラクですし。でも、今回はこの時間を使うことなく、僕の演奏部分は完了。よかった、よかった~!

ジャケットのアイデアは僕なりに1つ2つあったのですが、今回は「お酒の匂い、夜の香り」があってもいいのではないかということで、まずは、梅田にあるバーで撮影することに。これまでスタジオで撮ることが多かったので新鮮でしたねぇ。カウンターやらテーブル席で色んなポーズをきめてみましたが、これが、けっこう疲れる~。自然な感じが一番いいんでしょうが、どうしても不自然な表情になってしまう・・・まぁ、被写体が悪いからしょうがないか(笑)。

higashi-st終了後は、このお店で飲食を楽しみました。冬になってもビールはう・ま・い! 画像は、帰り道に通った東通り商店街での一枚ですが、コテコテのネオンの明かりに「おにいちゃん、こっちこっち」と引きずられる思いでした! しばし、“ジス・イズ・オーサカ”の絵ずらを楽しみながら商店街を散策し、その後ホテルに戻りました。

明日は最後の作業のマスタリング。その前に、午前中に別の場所で撮影もある。長い一日になりそう・・・

つづく。